超大型マルチテナント物流施設として高効率化を実現する一方で、住宅地に隣接する敷地条件という課題に対し真摯に回答した。
建物を広大な緑地帯でくるみ、地域環境の保全に努め、従業員にもやさしい施設を実現。また、整形な建物ボリュームを壁で分割し壁の集合として見せることで軽快さを与えるとともに、バルコニー部分に竪樋やウェザーカバーをまとめ粗密を強調して壁面を分節することでスケール感の低減を図っている。