香川県庁舎東館耐震改修工事

香川県 | 2019年12月

庁舎

文化的価値をもった公共建築の保存/丹下健三代表作の耐震改修

香川県庁舎東館は、1958年竣工の丹下健三の代表作である。開かれたオープンスペース、コンクリートによる伝統的木造建築物の表現、庵治石を使用した地域性豊かな空間など高い文化的価値を有し、長きに渡り親しまれてきた。防災拠点施設として利用しながら、耐震性を確保し、文化的価値を保つために、外側から見えない基礎下での免振レトロフィットによる耐震改修を行い、経年劣化などによる必要最小限の改修、復旧を行った。

【共同設計】
実施設計:大林組
基本設計・工事監理:松田平田設計
意匠設計協力:丹下都市建築設計

使用されている当社の保有技術
免震レトロフィット