日本特殊陶業株式会社ウェルネスセンター

愛知県名古屋市 | 2017年1月

厚生施設

社員同士のコミュニケーションをより活発にする「つなぐ広場の創造」

自動車関連部品で高い世界シェアをもつ日本特殊陶業の小牧工場敷地内にある厚生施設。1階に食堂機能、2階に厚生施設機能を配置している。食堂は、15mのロングスパンを採用し、開放的でフレキシビリティの高い無柱空間を実現している。開口部はフルハイトサッシとし、直射光を遮る軒天を設けることで、柔らかく降りそそぐ太陽光と季節の変化を 感じさせる前庭の景観を楽しむ空間を創出した。天井は食堂内部と前庭をつなぐように流れる曲線状の間接照明とすることで、魅力的で落ち着いた食事空間を演出している。1階エントランスには、吹抜空間と幅3mの大階段を設け1階と2階を積極的につなぎ、2階には、食後の休憩や社員の部活動やワークショップなどの様々な活動に利用できる明るいコミュニティプラザを設けている。コミュニティプラザに寄り添うようにスポーツルームや和室も配置し、社員の多彩な活動にも対応できる癒しと憩いの厚生施設を実現した。

使用されている当社の保有技術
スマートベース工法